高円宮杯JFA第35回全日本U-15サッカー選手権大会関西プレーオフ・セゾンFC、初戦で魅力的に美しく散る

2023.11.06

滋賀・ジュニアユース

“高円宮杯JFA第35回全日本U-15サッカー選手権大会関西プレーオフ・セゾンFC、初戦で魅力的に美しく散る

高円宮杯JFA第35回全日本U-15サッカー選手権大会関西プレーオフ・セゾンFC、初戦で魅力的に美しく散る。

高円宮杯JFA第35回全日本U-15サッカー選手権大会・関西プレーオフ・一回戦

11.03（祝）11:00　vs YF NARATESORO（奈良1位）@奈良県フットボールセンターB

●2-3

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【今村公治GM・コメント】

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『ゲームを支配する、相手の逆を取る、ボールを素早く奪い返す、魅力的に美しくプレーする。
鮮やかなプレーの連続に「うまい！」と何度もどよめきが起こる。
序盤よりセゾンらしいフットボールを展開したが、粘り強い気持ちの入った奈良王者の前に、残り1分でのCKからの失点で惜しくも2-3で敗れた。

敗れ方もセゾンらしいといえばセゾンらしい。

運がなかったといえばそれまでだが、運は地道な日頃の行いによるものが大きい。
運を引き寄せるのは1mmの努力をし続けれるかによる。
毎日ゴミを拾うとか、席を譲るとか、周りの人にありがとうと必ず言うとか、本当に小さな事の積み重ねだ。

選手のみんなは負けた気が全くしないだろう。

試合をすると必ず勝者と同時に敗者が生まれる。
我々のクラブは育成年代では勝利よりも優先すべきものがあると捉えているが、勝利する事で選手が急激に成長するゲームがあるのも理解している。
今大会はまさにそのフェーズだった。

彼らにはもっと多くそういった瞬間を経験してもらいたかったし、もっともっと成長してもらいたかった。
何よりもっともっと彼らのゲームを観ていたかった。

成功は失敗の反対側にあるのではなく、失敗の向こう側にある。
美しく敗れた意味は数年後にしかわからない。

それでも人生は続いていく。
これからの人生で自分がサッカーを上手くなるために使える時間は高校進学までの数ヶ月しかない。

彼らの数年後の成長した姿を楽しみにしている。

我々のクラブは。
相手より上手くなければならない、相手より魅力的で美しくなければならない。

それはフットボールだけでなく、ゲームシャツや振る舞いや、SNSやムービー、デザインクリエイティブも含めて。それをクラブ全体でもう一度再確認したい。

それを実現するには、誰よりも毎日地道に地味に努力を続けるしかない。

遠方まで応援に駆けつけてくださった、現地には来れなくても応援してくださったセゾンファミリーのみなさま、たくさんのご声援ありがとうございました。
引き続き、セゾンフットボールクラブをサポートお願いいたします。』